【NFL】バッカニアーズWRエバンスが通算タッチダウンキャッチ100回を達成したNFL史上11人目の選手に
タンパベイ・バッカニアーズのワイドレシーバー(WR)マイク・エバンスが現地21日(月)夜に新たな偉業を成し遂げた。エバンスがボルティモア・レイブンズとのプライムタイムの試合における最初のドライブで、キャリア通算100回目のタッチダウンキャッチを決めている。
第1クオーターにクオーターバック(QB)ベイカー・メイフィールドが放ったパスを受けて25ヤードのタッチダウンキャッチに成功したエバンスは、キャリア通算100回のタッチダウンキャッチを達成したNFL史上11人目の選手となった。また、エバンスは殿堂入りを果たしたティム・ブラウンやスティーブ・ラージェントと並び、キャリア通算タッチダウンキャッチ数で歴代9位につけている。
エバンスは第2クオーターの後半に101回目のタッチダウンを決められそうになったが、キャッチは不成功に終わった上に負傷してしまった。ハムストリングを痛めたエバンスはロッカールームへ向かった後、試合から除外されている。
エバンスはシーズン第5週に行われたアトランタ・ファルコンズ戦で2回のタッチダウンを記録。ファンブルリカバーからのタッチダウンを決めたことがあるエバンスは、そこでキャリア通算のタッチダウン数を100回、タッチダウンキャッチ数を99回に伸ばした。エバンスのタッチダウンはすべてバッカニアーズの一員として達成したものであり、両者は今オフシーズンに契約延長に合意している。『NFL Research(NFLリサーチ)』によると、エバンスは1つのフランチャイズで100回以上のタッチダウンキャッチを記録した7人目の選手になったという。
2014年NFLドラフト全体7位指名を受けてリーグ入りして以来、エバンスは毎年1,000レシーブヤード超えを達成している。キャリア開始から7年連続で1,000ヤード超えを達成したことで最多記録を樹立したエバンスだが、現在はその数を10に伸ばしており、今季は11年連続の達成に向けて順調に進んでいるところだ。
昨季にタッチダウンキャッチ数(13回)でリーグトップに立ったエバンスは、現時点で2024年シーズンに6回、キャリア通算で100回をマークしている。