写真：クラウド Watch

　NHNテコラス株式会社は12日、Amazon Web Services（AWS）総合支援サービス「C-Chorus（シーコーラス）」の中で提供している「AWS請求代行サービス」において、中・大規模システム向けの新プラン「エンタープライズプラン」を提供開始すると発表した。 　C-Chorusは、AWSの利用料が割引になるAWS請求代行（リセール）サービスと、請求代行サービス、および移行・導入、設計、運用管理、セキュリティ対策を広く支援するマネージドサービス、生成AIや機械学習などの先端技術によるデータ活用の技術支援サービスなどから構成される、AWS利用企業向けの総合支援サービス。 　その中で提供している「AWSリセール（請求代行）サービス」は、AWSの費用割引と無償サポートが付加された請求代行サービス。さまざまなプランが用意されており、例えば「8％割引プラン」と「個別割引プラン」では、日本円建ての請求書払いで利用でき、AWSの技術サポートやクラウド保険の自動付帯、管理ポータルの提供といった特典も提供されている。 　一方で今回発表されたエンタープライズプランは、専任技術コンシェルジュ「Cloud Optimize Manager」による技術支援サービスや24時間365日のAWS技術サポートを、追加費用なし（AWS利用料のみ）で利用できる、中・大規模システム向けのプランとなる。もちろん、日本円建ての請求書払いで支払いが可能だ。 　なおCloud Optimize Managerでは、半期ごとのAWS Well-Architectedレビューや、月次レポート・オンライン定例会、複数部門を含めたサポートケースレビュー、年度ごとのセキュリティ脆弱性診断などの支援が提供される。 　加入条件は、毎月のAWS利用料が300万円以上の企業（利用開始から半年以内に上記規模に達する見込みの企業）で、12カ月単位での契約になるとのこと。