米軍ヘリが牧草地に着陸・沖縄本島北部 米軍は「予防着陸」と説明 知事「地域の不安ぬぐえない」
14日午後、アメリカ海兵隊のUH-1ヘリコプターが国頭村の牧草地に着陸しました。 ▼平良優果記者 「着陸から一夜。静かな牧草地にアメリカ軍のヘリがとまる異様な光景が広がっています」 【写真を見る】米軍ヘリが牧草地に着陸・沖縄本島北部 米軍は「予防着陸」と説明 知事「地域の不安ぬぐえない」 沖縄県などによりますと、14日午後5時ごろ、普天間基地に所属するアメリカ海兵隊のUH-1ヘリが国頭村宜名真の牧草地に着陸しました。 アメリカ海兵隊は飛行中に警告灯が点灯したため「予防着陸」したと説明していて、ヘリの乗員6人にけがなどはありませんでした。 ヘリは着陸からおよそ半日が経った現在も現場に駐機していて、県などによるとけさから機体の整備が行われていて、整備が終わり次第飛び立つ見込みだということです。 ▼岸本幸平北部通信員 「米軍ヘリが着陸したと思われる場所から1キロ離れたところです。警察の規制により進めません」 一方、14日夜から現場の周辺は広い範囲で規制線がひかれていて機体に近づくことは出来なくなっています。 玉城知事は15日、「地域の不安はぬぐえない」として、関係機関に十分な対応を求める考えを示しました。 ▼玉城デニー知事 「けさ現場に基地担当職員を派遣してさらに細かい情報収集にあたろうということで今取り組んでいます。しかし、こういうようなことが度々頻発するとやはり地域の不安、住民の不安はぬぐえないのでしっかりと対応していただきたいと思います」
琉球放送