〈とやま衆院選2024・1区〉山さん、比例復活で決意 「富山の政治の夜明け」
●立民、県内で初議席 比例代表北陸信越ブロックで復活した立憲民主新人の山登志浩さんは、富山市のボルファートとやまで支持者とともに万歳を繰り返した。同党初となる富山県での議席獲得に「多くの仲間たちの支えで国政に押し上げてもらった。富山の政治の夜明けだ」と喜びを語った。 会場には午後7時ごろから支持者が集まり、開票の行方を見守った。日付が変わり28日午前0時45分ごろに、田畑候補の勝利が報じられると支持者はいったんは肩を落としたが、その後、比例復活が決まり、会場は歓喜に包まれた。 山さんが会場入りし、深々と頭を下げると割れんばかりの拍手が響いた。山さんは「富山で議席を獲得したことに大きな意味がある。労働者のための政治をする」と力を込めた。 選対本部長の岡﨑信也県議の発声で万歳三唱した後、立民県連の菅沢裕明代表は「僅差で敗れたが、比例でしっかり議席を獲得できた。皆さんの支援のおかげだ」と感謝した。連合富山の浜守秀樹会長と1区で当選経験のある村井宗明元衆院議員が祝福の言葉を述べた。