巨人・阿部監督、秋季練習で〝マン振りのススメ〟「脇腹を肉離れするぐらい思いっきり振ってみろ、と」
肉離れするぐらい、バットを振れ!! 巨人・阿部慎之助監督(45)が7日、川崎市のジャイアンツ球場で秋季練習に参加している野手に〝マン振りのススメ〟を説いた。 「明日、試合があるわけじゃないんだから、調整するような打撃練習をしてどうすんだ、と。打者のタイプはそれぞれあるけど、振りが強いに越したことはない」 19歳のホープ、浅野らに勧めたのは打撃練習に臨む心構え。若手がシーズン終了後の秋にこだわるのは鍛錬だ。「脇腹を肉離れするぐらい思いっきり振ってみろ、と。俺は(右脇腹肉離れを)3回やった」と、阿部監督らしい比喩表現でフルスイングを提案した。 「そうやって打つことで何かが見つかることもあるし」と、ヒントをつかむきっかけを与えることも狙い。今季リーグ優勝しながらも得点数がリーグ4位だった攻撃面の強化へ、意識から変える。(谷川直之)