大泉洋、撮影中に膝を7針縫うケガ まさかのシーンカットに嘆き「使ってないじゃないか」
俳優の大泉洋が18日、都内で行われた映画『室町無頼』(来年1月17日公開)ジャパンプレミアに登壇した。今作で本格的な殺陣に挑戦した大泉だが撮影中に膝を7針縫うケガをしたことを明かした。 【写真】キュート!表情を作る大泉洋を真っ直ぐな目で見つめる長尾謙杜 今作は昨年『極楽征夷大将軍』で直木賞を受賞した垣根涼介氏の『室町無頼』(新潮文庫刊)を実写化。時は室町、“応仁の乱”前夜の京(みやこ)。大飢饉(ききん)と疫病の連鎖、路上に重なる無数の死骸。そんな混沌(こんとん)の世の中に風のごとく現れ、巨大な権力に戦いを挑んだ者たちがいた。日本史上、初めて武士階級として一揆を起こし、歴史にただ一度だけその名を留める男、蓮田兵衛(大泉)。彼の元に結集した無頼たちの知られざる闘いをドラマチックに描く。 物語の内容にちなみ燃やしたいほどなかったことにしたい出来事を聞かれた大泉は「立ち回りで膝を7針…去年の年末。実は去年の紅白の歌唱はひざが痛かったんです」と告白。しかし「ただ本番だったので監督は『すごい迫力のすごいシーンが撮れた』と。でも初号をみたらまさかのカットされてた。使ってないじゃないか。使ってないなら帳消しにしてほしい」と嘆いた。 撮影時、入江悠監督は気づかなかったそうで、大泉も「車でみたらあれ?みたいな…」と回想。「傷だらけのシーンだからわからなかった。メイクでしょ?てパッとみたらメイクじゃないね、これ!って」と病院へ。「待合室で破傷風になっちゃいけないって消毒液ドバドバドバっって。うわぁ~!!フリーザ!!みたいな」と壮絶なエピソードをボケを交えて再現。共演の柄本明「フリーザ?」とピンとこないようで聞き返して笑いを起こしていた。 この日はキャストの長尾謙杜(なにわ男子)、松本若菜、北村一輝、堤真一が参加した。