横浜・港北の乳児遺棄事件、情報提供はまだ2件 22日で半年、特定至らず
横浜市港北区内のごみ集積所で生後間もない乳児の遺体が見つかった事件は22日で半年がたつ。死体遺棄事件として捜査している県警は、乳児のDNA鑑定や防犯カメラ映像の確認、聞き込みなどを進めているが、情報提供は2件にとどまり、遺棄した人物の特定までには至っていない。 事件は5月22日午前9時50分ごろ、同区日吉6丁目のごみ集積場で、分別作業中の男性が「赤ちゃんのような遺体がある」と港北署に通報して発覚した。 乳児は生後間もない男児で、死後少なくとも1カ月以上が経過。へその緒は付いた状態で着衣はなく、腐敗も進んでいた。ビニール袋にくるまれ、菓子メーカーの紙袋に入れられていたという。
神奈川新聞社