敗戦の中、調子上向きのDeNA・牧が3打点で存在感
ヤクルト4-3DeNA(19日) DeNAの牧が状態を上げてきた。三回2死一、二塁、「とにかく走者をかえすことを意識した」とサイスニードから先制の二点二塁打。強風にあおられた打球が右翼線に落ちる運も味方につけ、五回も犠飛で計3打点。試合前まで2打点にとどまっていた昨季の打点王が存在感を示した。 【別カット】筒香復帰決定翌日に目覚めた4番!二回にソロ本塁打を放つ牧 佐野から主将を引き継いだ4年目の今季、最も意識するのが打点王のタイトルだ。昨季は一時首位に立ちながらも失速し、3位に終わった。勝利を渇望する25歳は「打点は勝利に直結してくる」と130打点以上を見据えている。 開幕から16試合目となった17日の広島戦で、ようやく今季1号をマークした。連敗は止められなかったが、チームが苦しいときに「何か一つでも(空気が)変わるきっかけを作りたい」と誓う新主将に勝負強さが戻ってきた。(川峯千尋)