のぼり旗で「ざくざく処」をアピールする道の駅安達のスタッフ

　二本松の提灯祭りや菊人形など秋の観光シーズンを迎え、お祭りや冠婚葬祭などで出される郷土料理「ざくざく」をアピールする新たな取り組みが福島県二本松市で始まっている。にほんまつＤＭＯが提供店を知らせる「ざくざく処」ののぼり旗を配布。市内を訪れる観光客らに魅力を伝えている。 　ざくざくはダイコンやニンジン、ゴボウ、サトイモ、凍み豆腐、こんにゃく、鶏肉などをさいの目に切り、しょうゆ味のつゆで煮込んだ伝統の汁料理。各家庭で味を受け継ぎ、特別な日の献立として味わっている。 　にほんまつＤＭＯは「二本松ならではの料理を多くの人に知ってほしい」とのぼり旗を製作。手始めに、ざくざく、ざくざくカレーなどが人気となっている道の駅安達上下線の食堂に設置した。 ■１１月３～９日に「ざくざくウイーク」 　１１月３～９日は「ざくざくウイーク」と銘打ち、市内８店でざくざくをランチに提供する。営業日、営業時間などは各店で異なる。参加店は次の通り。問い合わせは各店へ。

　戒石茶屋、レストランかすみ、蔵カフェ千の花、二本松バイパスどさん子、旨いとんかつカツ亭、蕎麦太海野、道の駅安達上り線・のぼり食堂、道の駅安達下り線・道ナカ食堂 （県北版）