春高バレー 共栄学園がストレート勝ち 3回戦の相手は2023年大会優勝の古川学園
「ジャパネット杯 春の高校バレー」第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会第2日(6日、東京体育館)女子2回戦では、共栄学園(東京)が福井工大福井を相手にストレート勝ち。3回戦に進んだ。 第1セットは圧倒。第2セットは競り合いに持ち込まれた。それでも終盤の19-19から主将の秋本美空(3年)が右から、左から、真ん中から強打を放ち、リードを広げて勝ち切った。 「昨日(初戦の近江兄弟社戦)と同じ展開になってしまった」。エースは冷静に分析した。それでも終盤、自身にボールが集まったときは「ここで引退するわけにいかないと、死ぬ気で頑張った」。セット間のインターバルではチームメートにも「死ぬ気で頑張れよといった」そうで、自身にも同じ厳しさを課していた。 7日の3回戦は2023年大会優勝の古川学園(宮城)と対戦。勝てば準々決勝で東九州龍谷(大分)-松山東雲(愛媛)の勝者とあたる。まずは古川学園戦へ、秋本は「相手センターの速くて高い攻撃を止めないと」と思いをめぐらした。(只木信昭)