風間俊介・中村映里子が「アンメット」初回にゲスト出演、場面写真も初解禁
杉咲花が主演を務めるドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」の第1話のゲストとして、風間俊介と中村映里子が出演する。あわせて場面写真が初解禁された。 【画像】杉咲花の隣で缶飲料を飲む若葉竜也を捉えた「アンメット」新写真 子鹿ゆずると大槻閑人によるマンガをもとにした本作は、“記憶障害の脳外科医”である主人公・川内ミヤビが目の前の患者を全力で救う中で、記憶の中にある大きな秘密と対峙する医療ヒューマンドラマ。不慮の事故で脳を損傷し、過去2年間の記憶が抜け落ちているだけでなく新しい記憶も1日以上とどめておくことができないミヤビを杉咲が演じるほか、若葉竜也、井浦新、吉瀬美智子、千葉雄大、岡山天音、生田絵梨花もキャストに名を連ねる。 第1話には、中村が長い下積みを経てようやく花開きつつある俳優・赤嶺レナ役、風間がその夫でありマネージャーの江本博嗣役で出演する。初主演ドラマの撮影を控えたある日、脳梗塞で倒れたレナは、治療により危険な状態は脱したものの失語症という後遺症が残り、読み書きも、言葉を発することもできなくなってしまう。絶望する江本夫婦に、自身も記憶障害という重い後遺症を負っているミヤビは彼女なりに向き合うこととなる。 風間は「撮影現場ではミヤビ先生の心情を丁寧に表現する杉咲さんのお芝居に感動し、この作品への思いと覚悟が日に日に増していく幸せな時間でした」と語り、ほかの医療ドラマとは違う本作の魅力を「ミヤビ先生も、当事者であるという点だと思います」と分析する。中村は風間の印象について「作品がいかに良くなるかを常に考えていらっしゃる俳優さんでした。優しく気さくなお人柄も含め、風間さんがとても深く丁寧に寄り添ってくださったことにとても感謝しています」とコメントした。 カンテレ・フジテレビ系ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」は4月15日より毎週月曜22時から放送。「連続ドラマW 落日」の篠崎絵里子が脚本を手がけ、Yuki Saitoと本橋圭太が演出を担当する。 ※篠崎絵里子の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記 ■ アンメット ある脳外科医の日記 カンテレ・フジテレビ系 2024年4月15日(月)スタート 毎週月曜 22:00~ ※初回15分拡大 ■ 風間俊介 コメント □ 台本を読んだ際の感想 台本を読んだ時、なんて素敵な物語なのだろうと思いました。幾重にも重なったキャラクター達の想いが、素晴らしいハーモニーを奏でている台本だったので気合が入りました。 □ 江本博嗣という人物を演じた感想 杉咲花さんが演じるミヤビ先生の事情を知らない役でしたし、家族が突然、病に倒れるというのは他者を思い遣る余裕もなくなると思うので、只々、妻であるレナを想う姿を観ていただけたらと思っていました。しかし、撮影現場ではミヤビ先生の心情を丁寧に表現する杉咲さんのお芝居に感動し、この作品への思いと覚悟が日に日に増していく幸せな時間でした。 □ ほかの医療ドラマとは違う本作の魅力 杉咲花さん演じるミヤビ先生も、当事者であるという点だと思います。 □ 視聴者へのメッセージ 私は1話に参加させて頂き、このドラマの魅力を一足先に感じさせていただきました。素晴らしいドラマです。1話を観ていただければ、私と同じように皆様にも魅力を理解していただけると思います。2話以降は私もテレビの前で、物語の行く末を楽しみにしたいと思います。まずは「アンメット」第1話、是非ご覧ください。 ■ 中村映里子 コメント □ 台本を読んだ際の感想 脳の病気や後遺症のこと、そこで闘っている脳外科医や患者さんとその家族や周りにいる人たちのことがとても誠実に描かれていました。一括りにはできない様々なメッセージを投げかけてくれました。また、記憶障害がある脳外科医のミヤビが今しかない今を全身全霊で生きて患者と向き合っていくさまはとても魅力的で、現代を生きるわたしたちが失いかけてしまっているかもしれない大切な何かに気付かされるような気がしました。 □ 赤嶺レナという人物について 赤嶺レナという人物のこれまでの人生をたくさん想像しました。女優として強い意志を持ちながら、懸命に諦めることなく生きてきた女性だと思っています。そんな人が脳疾患の後遺症で失語症患者となってしまいます。生半可な気持ちでやれるような役ではないと、言葉を失う、ということにも必死で向き合わせていただいたつもりなのですが、ずっと不安でした。“心”をめいっぱい使って演じるしかないと思いながら臨んでいました。また、現場ではYuki監督を始めとするスタッフのみなさん、共演者のみなさん、医療監修の先生方のお力に助けていただきながら演じられたと思っています。 □ ほかの医療ドラマとは違う本作の魅力 医療現場のリアリティーや、医師、患者やその家族たちの心を限りなく真っ直ぐに描こうという挑戦をしているチームが作っています。ものすごいパワーを持ったドラマになっていくような気がします。 □ 杉咲花、若葉竜也、風間俊介の印象 杉咲さんと若葉さんはお二人とも、こなすということを絶対にしない俳優さんでした。どのシーンでも隅々まで追求されている姿、肚(はら)から演じていらっしゃる姿は、現場に信頼感と安心感を作ってくれているように感じました。共演させていただけて幸せでした。夫役の風間さんも、作品がいかに良くなるかを常に考えていらっしゃる俳優さんでした。優しく気さくなお人柄も含め、風間さんがとても深く丁寧に寄り添ってくださったことにとても感謝しています。 □ 視聴者へのメッセージ 失語症の症状の程度は人によって様々だそうですが、レナはどのように言葉を失ったのかという描写や苦悩を見ていただき、失語症への理解が少しでも広がれば良いと思います。レナが言葉を失った暗闇の中で一緒に光を探してくれる家族や医師たちとの関わりを見ていただけたらと思います。そこに静かに強く振動しているものが、すべての人へ、それぞれの形で響いてもらえれば幸いです。