普天間基地の移設工事を巡り政府がうるま市の宮城島で埋め立て土砂の搬出を開始したことについて、うるま市の中村市長は住民生活に配慮するよう沖縄防衛局に申し入れを行う考えを示しました。 普天間基地の移設工事を巡り沖縄防衛局は２０日、新たな土砂の調達先に加えたうるま市の宮城島から搬出を始めました。 会見したうるま市の中村市長は搬出作業の是非についてはコメントを避けたうえで次のように述べました。 ▽中村正人　うるま市長： 「住民の生活に配慮をした事を行っていただきたいとしっかり時間を見て防衛局には申し上げていきたいなと思っております」 中村市長は近く沖縄防衛局に申し入れを行う考えを示しました。 一方、玉城知事は玉城知事は土砂の調達先が広範囲に広がっているとして「全県的な問題だ」との考えを示しました。