節約のため「朝ごはん」はお金をかけたくないです。「白米」と「食パン」なら、どちらが安く済むでしょうか?
健康のために大切な朝ごはん。節約のため朝食の費用をできるだけ抑えたいけれど、白米と食パンなら実際どちらのほうが安く済むのか、気になる人もいるのではないでしょうか。そこで本記事では、食パンと白米はどちらのほうが安く済むのかについて解説します。 ▼職場のランチ代節約したい!「おにぎり」だけは栄養的にNG? 節約効果も検証
朝はパン派とご飯派どちらが多いの?
まずは周りの人たちは朝ごはんに何を食べているのでしょうか。ヘアケアアイテムを展開するスリーエム株式会社の調査によると、朝ごはんに食べているものは以下のとおりです。 ●パン:56% ●米:28% ●シリアル:6% ●その他(フルーツ、プロテインほか):6% ●朝ご飯は食べない:4% 以上のように、朝食にパンを食べる人の割合のほうがお米を食べる人の割合よりも多くなっています。
白ご飯1杯にかかる費用とは?
最初にお米1杯にかかる費用について考えましょう。茶わん1杯分(150グラム)は、精米では65グラムとなっています。総務省統計局の「小売物価統計調査」によると、2024年9月の東京都区部におけるうるち米(コシヒカリ)5キログラムあたりの平均価格は3285円でした。 この価格をお茶わん1杯(150グラム)の白ご飯の費用にすると、1杯あたりおよそ43円です。1ヶ月に換算すると、43(円)×30(日)=1290(円)、半年で7740円、年間で1万5480円という価格で済むことになります。 とはいえ白米だけで食べる人は少ないのではないでしょうか。納豆や梅干しといったものと一緒に食べるケースが多いと考えられます。納豆は1パックあたり40円ほどかかるため、お米に加えてさらに納豆を食べるとなると、1日で約83円、1ヶ月で2490円、半年で1万4940円、年間で2万9880円かかります。
食パンにかかる費用とは?
続いて食パンにかかる費用です。西友ネットスーパーにおける食パン(Pascoの超熟/6枚切り)の販売価格は2024年10月7日時点で税込220円となっており、1枚あたりにすると約37円になります。 菓子パンや総菜パンを購入すると1袋100円以上かかることもありますが、今回は食パン1枚で済ませると考えると1ヶ月(30日)で1110円、半年で6660円、年間で1万3320円となります。 ただし、食パンだけではなく、マーガリンやジャムをぬって食べるという人も多いかもしれません。食パンの費用にさらにジャムをつけることを想定すると、1日当たり約76円と食パンだけの時よりも39円高くなっていきます。さらに計算していくと1ヶ月当たりで2280円、半年で1万3680円、年間2万7360円かかることになります。