オーケーコインジャパン、Optimismチェーンのイーサリアム(ETH)に対応へ
オーケーコインジャパン、「オプティミズム」ETHに対応へ
国内暗号資産(仮想通貨)取引所オーケーコインジャパン(OKCoinJapan)が、同取引所にて取り扱う暗号資産イーサリアム(ETH)において、新たに「Optimism(オプティミズム)」チェーン(ネットワーク)に対応することを3月15日発表した。3月21日17:00より対応開始するとのこと。 なお「オプティミズム」は昨年6月に「OP Mainnet(OPメインネット)」に名称を変更しているが、便宜上旧名が使われるケースが多い。 今回の対応により同取引所では、「イーサリアム(Ethereum)」および「アービトラムワン(Arbitrum One)」、そして「オプティミズム」のネットワーク上のETHが入出庫(受取/送金)出来るようになるとのことだ。 ちなみに各ネットワークの出庫手数料(最小)は、「イーサリアム」が0.005ETH。「アービトラムワン」および「オプティミズム」は0.0005ETHとなっている。 ●オプティミズム(OPメインネット)とは 「OPメインネット」は、OPラボ(OP Labs)開発のイーサリアムのレイヤー2スケーリングソリューション。 「OPメインネット」が採用するスケーリング技術「オプティミスティックロールアップ(Optimistic Rollups)」では、正当性の検証方法をレイヤー1(イーサリアム)に提出されるデータはすべて正当なものであるという「楽観的(オプティミスティック)」な前提に基づいて検証を行う手法にて、スケーラビリティを確保している。 なお「ロールアップ」とは、元となるブロックチェーンのセキュリティなどを活用しながら、ガス代(ネットワーク手数料)やネットワークの混雑解消を図るスケーリング技術のことだ。
大津賀新也(幻冬舎 あたらしい経済)