オールブラックス最多153キャップのサム・ホワイトロック氏が埼玉パナソニックワイルドナイツのアドバイザーに就任。
リーグワン ディビジョン1の埼玉パナソニックワイルドナイツが、ニュージーランド代表“オールブラックス”として歴代最多の153キャップの試合出場記録を持つチームOBのサム・ホワイトロック氏のアドバイザー就任を10月14日に発表した。 ホワイトロック氏はニュージーランド・パーマストンノース出身で今月12日に36歳の誕生日を迎えたばかり。現役時代のポジションはLOで、オールブラックスとしては2011・2015・2019・2023年の4大会のW杯に出場し、多くの試合で現コベルコ神戸スティーラーズのブロディ・レタリックとFW第2列でコンビを組んできた。NZ史上最多の153キャップは世界的にも元ウエールズ代表アランウィン・ジョーンズ氏の170キャップ(B&Iライオンズの12キャップ含む)に次ぐ記録だ。 スーパーラグビーでは長年クルセイダーズでプレーし、2020シーズン限定で当時トップリーグのパナソニックワイルドナイツに所属し5試合に出場した。23年W杯終了後、フランス・TOP14のポーでのプレーを最後に現役を引退し、17年に渡るプロフェッショナルキャリアに終止符を打っていた。 2季連続でレギュラーシーズンで1位になりながらもプレーオフで準優勝に終わった埼玉WKが、レジェンドの助言をもとに頂点を目指す。2024-25シーズン開幕に向け始動している埼玉WKは、10月23日にオールブラックスとの合同練習をおこなう。 <サム・ホワイトロック アドバイザーコメント> 埼玉パナソニックワイルドナイツでアドバイザーを務められることになり、非常に嬉しいです。選手としてワイルドナイツでプレーしていた際にこのチームが大好きだったので、コーチとしても同じように貢献をしたいと考えております。