「正直、スペインの方が悪質なプレーは多い」久保建英、苦言を呈した危険なファウルに改めて言及「ボールに行かないとかは勘弁してほしい」
「不幸中の事故みたいなのは気をつけたい」
日本代表に合流する前、カディス戦、アラベス戦と立て続けに悪質なファウルを受けたレアル・ソシエダの久保建英は、「意図的はないだろうけど、僕は何度も傷つけられている。仕掛けようとする選手たちを、もう少し守るべきだと思う」と苦言を呈した。 【動画】久保が激昂したラフプレー&肋骨パンチ アジアカップに向けて開催地カタールのドーハで行なわれている日本代表の練習後、取材に対応した久保建英は、「スペインでは悪質なファウルが多かったが、アジアカップでもありうる。どう対処をするか?」と質問を受けると、こう口にした。 「正直、スペインの方が悪質なプレーは多いと思うので。たぶんアジアの選手はボールに行ってのファウル、それは僕もしようがないと思います。そういうのは割り切っていますし、そういう(ボールを持って仕掛ける)選手なので」 22歳のレフティは「削られたり、当たられることは覚悟していますけど、やっぱりボールに行かないとか、変に手が出るとかはちょっと勘弁してほしいなとは個人的には思っています。まあ、こういった大会ではそういうことはないと思うので。不幸中の事故みたいなのは気をつけたいですけど、あんまり心配はしてないですね」と続けている。 カディス戦では肋骨にパンチを受けたり、格闘技のようなラフプレーをされたりしたにもかかわらず、相手がレッドカードを受けないという腑に落ちない判定があった。 アジアカップのようなビッグトーナメントでは、そうした懸念はないと見解を示した。 取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)
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