【SF結果】雨の第3戦SUGOでクラッシュ多発、レースは赤旗のまま終了に 野尻智紀が2勝目を手にする
日本のトップフォーミュラであるスーパーフォーミュラ。2024年シーズンの第3戦がスポーツランドSUGOで行われたが、悪コンディション下で行われた決勝では最終コーナーでクラッシュが多発した。全日本スーパーフォーミュラ選手権は6月23日、宮城県のスポーツランドSUGOで2024年シーズン第3戦の決勝レースを実施。TEAM MUGENの野尻智紀が優勝を飾った。 【関連画像】カバーをかけられホームストレート上で待機するSF23 予選日となる22日時点では東北地方はまだ梅雨入り前。予選は気温31℃、路温50℃というコンディションで行われた。 予選で速さを見せたのは野尻。Q2で1分5秒244というタイムを記録し、今シーズン初ポールを獲得した。2番手にはTEAM MUGENの岩佐歩夢が続き、昨年のチームチャンピオンがフロントロウを独占するかたちに。3番手にはVANTELIN TEAM TOM'Sの坪井翔がつけた。 23日の決勝は一転して朝から雨が降り、コース上では時折霧が発生するという天候。 決勝前のウォームアップ走行時では、PONOS NAKAJIMA RACINGの山本尚貴が最終コーナーのアウト側ガードレールにヒット。このクラッシュによりガードレールの修復のため、決勝スタートが1時間5分遅れる事態となった。 そして決勝はセーフティカー(SC)先導により開始された。 5周を終えるタイミングでSCがピットへ向かい、レースは実質的なスタートが切られる。各車がスピードを上げて最終コーナーを立ち上がったが、ここでdocomo business ROOKIEの大嶋和也が最終コーナーアウト側でクラッシュ。これにより再びSCランとなった。 13周目にレースが再開されることとなったが、この周の最終コーナーでVERTEX PARTNERS CERUMO・INGINGの阪口晴南がアウト側のガードレールに激しく接触してストップ。これで赤旗が提示されるとそのままレース終了が宣言された。 優勝は野尻で今シーズン2勝目を手にした。2位に岩佐、3位に坪井という結果となった。 第4戦は7月20日~21日、静岡県の富士スピードウェイで開催される。 2024年全日本スーパーフォーミュラ選手権 第3戦SUGO 結果 2024年全日本スーパーフォーミュラ選手権 ドライバーズランキング 2024年全日本スーパーフォーミュラ選手権 チームスランキング
MotorFan編集部