横浜F・マリノスのサポーターがコレオを実施したACL決勝第１戦の舞台、横浜国際競技場　撮影：中地拓也

　AFCチャンピオンズリーグ（ACL）の決勝戦・1stレグが5月11日に横浜国際総合競技場で行われ、横浜F・マリノスが2-1でアルアイン（UAE）に逆転勝ち。アウェイで行われる2ndレグに弾みをつけた。 ■【動画】「熱い!!」「これは鳥肌モン」「ここにいる俺たちが選手たちを勝たせるんだよ!」の言葉に震える! ACL決勝の横浜FMサポーターの選手バス“大合唱”出迎えシーン■ 　前半13分にスローインからのカウンターで先制点を献上しながらも後半に2得点を奪っての逆転勝利。この試合で大いに盛り上がったのが、観衆5万3704人に埋め尽くされたスタンドだった。その大半である横浜FMサポーターは、スタジアム入場前から気合十分に大声を張り上げ、試合中は声が枯れるまで大合唱を続け、チームに勇気を与え続けた。 　その横浜FMサポーターの試合前の様子を、DAZN日本語版公式エックス（旧ツイッター）が公開した。スタジアム前で「ここにいる俺たちが選手たちを勝たせるんだよ!」の言葉から「横浜F・マリノス、トリコロールの勇者よ～!俺らと戦おう!アジアを勝ち取ろう!」との大合唱が繰り返される選手バス“出迎えシーン”をアップ。この“熱さ”に、SNS上には次のようなコメントが寄せられた。 「熱い!!」 「これは鳥肌モン　マリノス頑張れ」 「最高　世界一のサポだ!」 「この言葉がすべてだな、サポーターって」 「スタートのここからの雰囲気最高だったなぁ!」

■「あと一つ!アジアを勝ち獲ろう!!」

　間違いなく苦しい試合だった。警戒していたカウンターからの先制点献上で一気に試合の流れを奪われてもおかしくなかった。だが、そこで慌てることなく試合をコントロールし、相手に圧力をかけ続けた。 　その結果、後半27分にヤン・マテウスのクロスに植中朝日が頭で合わせて同点に追い付くと、同41分には再びヤン・マテウスのクロスから宮市亮がボレーで狙い、これに素早く反応した渡辺皓太が体で押し込む形で逆転のゴールネットを揺らした。 　もちろんピッチ上で戦い続けた横浜FMの選手たちの主役ではあるが、それをサポートした応援の力は間違いなくあった。SNS上には「スタンドから死ぬ気で歌って背中を押せば、ピッチ上の選手たちは死ぬ気で走り続けるということを学んだ頂上決戦の前半90分でしたね」との声も。そして「あと一つ!アジアを勝ち獲ろう!!」と、アウェイでの2ndレグへも気合十分。アジアの頂点を目指した最終決戦は、現地時間5月25日（日本時間25日25時キックオフ）に行われる。