角田裕毅、日本GPでベストオブレストのQ3行き予選10番手!フェルスタッペンが開幕4連続PP&レッドブルが予選1-2|F1
2024年のF1第4戦日本GPの予選が6日行われた。 現地鈴鹿はFP3から晴天のままで、気温18度、路面温度28度のドライコンディションで予選Q1開始時刻を迎えた。 【動画】角田裕毅が日本GP予選Q2で渾身のアタック!3戦連続でのQ3進出 18分間のQ1ではケビン・マグヌッセンが先にタイムを出しにいき、5分が経過してから続々と他のドライバーがトラックへ。 角田裕毅は最初のアタックで1:29.821をマークし、残り5分で9番手につける。これはチャールズ・ルクレール、ランス・ストロールを上回るラップとなっている。 残り3分が迫り、各ドライバーはQ1のラストアタックへと出ていった。角田はセクター2でタイムを落としながらも1:29.775に更新して11番手でQ2進出を決めた。 Q1敗退となったのはランス・ストロール、ピエール・ガスリー、ケビン・マグヌッセン、ローガン・サージェント、チョウ・グァンユの5台となっている。 続く15分のQ2では、メルセデス勢、RB勢などがユーズドタイヤで最初のアタックへと出ていった。新品のソフトで周回したレッドブル、マクラーレン、フェラーリ勢が上位占める中、角田は最初のアタックを終えて1:30.339で11番手だった。 Q2で残り2分を切り、各ドライバーは最後のアタックへと出る。角田はラストアタックで1:29.417を叩き出し、10番手でQ3進出を決めた。3レース連続のQ3行き、ストロールQ1脱落の中、ベスト・オブ・レストのQ2での10番手となった。鈴鹿では2年連続の予選Q3進出となっている。 Q3行きを逸したのはダニエル・リカルド、ニコ・ヒュルケンベルグ、バルテリ・ボッタス、アレクサンダー・アルボン、エステバン・オコンの5台となっている。
トップ10のグリッド順を決めるQ3では、角田は最初のアタックをユーズドで終えた。最後のアタックには、残りストックのないソフトタイヤでアタックラップに出る。だが1:29.413が精一杯で、Q3での10番手となった。 結局1:28.197で周回したマックス・フェルスタッペンが今季4戦連続ポールとなった。2番手セルジオ・ペレスでレッドブルがフロント・ロー。3番手ランド・ノリス、4番手カルロス・サインツという2列目になった。 5番手フェルナンド・アロンソ、6番手オスカー・ピアストリ、7番手ルイス・ハミルトン、8番手チャールズ・ルクレール、9番手ジョージ・ラッセルという並びに。 角田はラストアタックで新品ソフトを装着するも、ラッセルに0.408秒差、1:29.413で予選10番手となった。結果的には予選10番手だったが、鈴鹿に詰めかけたファンからその健闘ぶりに大歓声が贈られた。
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