【バレー】JTの連勝は「16」に。久光とNECは3敗、埼玉上尾は4敗を守る。PFUの選手たちが金沢大会で募金活動 V1女子
バレーボールV1女子は20日、山形県総合運動公園総合体育館、金沢市総合体育館、ウィングアリーナ刈谷の3会場で各2試合、計6試合を行った。 先週、V・ファイナルステージ進出を決めている首位のJTは山形でホームのアランマーレをストレートで下し、16連勝。無敗を守った。一方、初のV1を戦うアランマーレは勝ち星がなく、苦しい戦いが続いている。 暫定2位の久光と3位のNECはともに13勝目を挙げ、3敗を守った。NECは愛知でホームのトヨタ車体と対戦し、フルセットの戦いとなったが、古賀紗理那の硬軟織り交ぜた攻撃などで激闘を制した。一方の久光は金沢でホームのPFUと対戦。ストレートで勝利した。酒井新悟監督は「今回はこの様な状況の中、試合開催にあたりご尽力頂きました関係者の皆様に感謝申し上げます。また、PFUさんもホームゲーム開催にあたり不安や葛藤、そして練習環境もままならない中で決断されたと思いますが、最後までベストを尽くして戦っていただいたことに敬意を表します」と語り、日本代表の西村弥菜美も「まずは試合の開催にあたりご尽力下さいました方々、ありがとうございます。ファンの皆さんの前でプレーできたことを嬉しく思います」と謝辞を述べた。 既報の通り、20日、21日の金沢大会の試合は「令和6年能登半島地震」に対する支援の一環として無料配信とともにギフティングサービスを用いた募金活動が行われている。また、ホームのPFUの選手たちは「がんばろう能登 がんばろう石川」の腕章をつけて試合に臨み、第1試合終了後、体育館の入口付近に立ち、募金活動を行った。 暫定4位の埼玉上尾は岡山をストレートで下し、4敗を守って12勝目。デンソーと日立Astemoはともに8勝目を挙げた。 V・ファイナルステージに進出できるのは6チームだが、残り5枚となった切符をどのチームが勝ち取るのか? 特に中位層の争いが激化しており、引き続き注目していきたい。
【20日の試合結果】 アランマーレ 0-3 JT 埼玉上尾 3-0 岡山 PFU 0-3 久光 日立Astemo 3-2 KUROBE トヨタ車体 2-3 NEC 東レ 0-3 デンソー 【暫定順位】(20日現在) 1 JT(16勝0敗) 2 久光(13勝3敗) 3 NEC(13勝3敗) 4 埼玉上尾(12勝4敗) 5 トヨタ車体(9勝7敗) 6 デンソー(8勝8敗) 7 日立Astemo(8勝8敗) 8 東レ(6勝10敗) 9 岡山(4勝12敗) 10 PFU(4勝12敗) 11 KUROBE(3勝13敗) 12 アランマーレ(0勝16敗) (※勝率、セット率による)
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