『室井慎次　敗れざる者』『生き続ける者』“最悪の犯人”の娘にフィーチャーしたスーパーティザー映像

1997年の連続ドラマ開始以来、それまでの刑事ドラマとは一線を画し、警察内部の縦割り社会や上下関係、人間模様を描き、社会現象を巻き起こした「踊る」シリーズ。その最新作となる『室井慎次　敗れざる者』(10月11日公開)、『室井慎次　生き続ける者』(11月15日公開)の2部作から、5本目のスーパーティザー映像が到着した。 【写真を見る】室井慎次が、再び“最悪”に見舞われる テレビシリーズの放送後、1998年に『踊る大捜査線 THE MOVIE』が公開されると、興行収入100億円超えのヒットを記録。2003年公開の映画第2弾『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ！』では、興行収入173.5億円を記録し、20年以上経ったいまもなお、実写の邦画作品における興行収入記録の頂点に君臨している。先日解禁されたばかりの「劇場予告編」で初めて存在が明かされた、謎の少女、日向杏(福本莉子)。小泉今日子が演じた最悪の殺人鬼、日向真奈美の娘であることも明かされた。 そして今回、さらなる最新映像、スーパーティザー映像5が解禁。“事件の被害者家族、加害者家族を支援したい”という想いで、少年たちと穏やかに暮らしていた室井。そこに森の中を必死に逃げ回る謎の少女が現れる。彼女を受け入れるも、里親からの手紙を読み表情がこわばる室井。そして明かされる“娘の名前は、日向杏”。 昔、湾岸署の事件で逮捕された犯人がいた。歯列矯正された口元、瞬きをしない大きな黒目、拳銃、メス、ぬいぐるみを所持して見せた狂気的な笑顔。『踊る大捜査線 THE MOVIE』で登場した猟奇殺人犯、日向真奈美の娘だという。獄中妊娠が世間にバレたら大問題になる──隠ぺいされた衝撃の事実が発覚する。 多数のパトランプが光る物々しい雰囲気の中、時折思いつめた表情や人形のような冷ややかな笑みを浮かべる日向杏。彼女の来訪とともに、他殺と思われる死体が発見される。不気味な笑顔とともに首をかしげる彼女が、その手に持っているもの？穏やかな暮らしから一転、室井の脳裏に悪夢が蘇る。 情報解禁のたびに様々なサプライズが仕掛けられている本作。今後の続報も要チェックだ！ 文/スズキヒロシ