2年弱で1億人突破──。大阪市北区大深町のグランフロント大阪は6日、来場者数が1億人を突破したと発表した。これを記念して、うめきた広場で記念のオリジナルノートが配られ、春休みなどで訪れていた子どもらがうれしそうにもらっていた。

約2年で1億人突破、目標大きく上回る

[写真]グランフロント来場者数1億人突破のノートをもらってうらしそうな来場者。配布には行列ができた=6日午前11時ごろ、大阪市北区で

　グランフロント大阪は、2013年4月26日に梅田貨物駅跡地の再開発エリア「うめきた」の先行開発として「まちびらき」した。大阪駅前に南館、北館などが建ち、ショッピングモールやレストランをはじめ、オフィス、ホテルなどもある。 　また、国内外の産官学の「知」の交流などを行う知的創造拠点「ナレッジ・キャピタル」なども注目を集めている。関係者によると、元々来場者の年間目標は3650万人としており、それを大きく上回る結果となったという。

イベントおもしろいんでもっとやってほしい

[写真]「記念ノートをもらってうれしい」と語る親子=6日午前11時20分ごろ、大阪市北区で

　1億人突破を記念して6日朝には、オリジナルの記念ノートが来館者に配られた。大阪市都島区から来たという主婦（51）は「なんや知らんけど通ったら行列ができてたんで並んだらノートをもろた。何回か来たことあるけど、いつも人が多い。いい場所にあるんで、もっといろいろ大阪らしいもんを作ってほしいね」と話していた。 　また、子どもが春休みなので来たという女性（41）は「いつも利用する。私は東京にあこがれあったんで、東京っぽい感じもあって好き。ドラえもんのイベントとかもおもしろかったんで、もっとそういうこと増やしてほしい」と話していた。 　グランフロント大阪では、26日に迎える2周年を記念し、18日に平子理沙を迎えたファッションショートークショーを行うのをはじめ、様々なイベントが用意される。