センバツ高校野球 常総学院 選手紹介 糸川陽色内野手 /茨城
◇貢献度満点、皆の模範 糸川陽色内野手(2年) ヘルメットやバットなどの道具出しを先頭に立って行い、自主練習では主力陣へのノッカーを買って出る縁の下の力持ち。島田直也監督(53)は「皆が嫌がることを率先してやる」と評する。年始の目標に挙げた「他喜力」にも、「結果を出して、応援してくれる家族ら他者を喜ばせたい」と思慮がにじむ。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 上級生に交じって早くから試合に出る同期の姿に悔しさを覚えたこともあるが、「小、中時代に磨いてきたバントや守備力でチームに貢献する」と基礎練習を反復。昨秋初めて背番号をもらい、公式戦4試合に途中出場した。 オフも午前7時に起床。二度寝防止のためベッドメーキングを済ませると、朝食までの約1時間を素振りや得意科目の英語学習に充てるなど、生活面でもチームの模範だ。=つづく ……………………………………………………………………………………………………… ◇糸川陽色(いとかわ・ひいろ)内野手 神栖市立波崎四中出身▽175センチ、70キロ▽右投げ左打ち