「ラブライブ!」の鬼塚姉妹が茨城・牛久市の大使に 限定グッズも
茨城県牛久市は9日、2024年放映の人気TVアニメ「ラブライブ! スーパースター!!」のキャラクターである「鬼塚姉妹」に、「初代うしく広報大使」を委嘱した。作中の姉妹は牛久市民との設定。JR牛久駅や牛久シャトー、牛久大仏なども描写され、全国のファンらが「聖地巡礼」で訪れるなどした。姉妹の発信力を生かし、市の魅力を内外にPRしてもらうのが狙いだ。 【写真まとめ】鬼塚姉妹の住民票、スタンド…市の限定グッズ この日、市役所であった委嘱式には、鬼塚夏美役の声優絵森(えもり)彩さん(20)、妹の冬毬(とまり)役の坂倉花(さくら)さん(20)らが出席。沼田和利市長は「『市民』である姉妹を全力でサポートしたい。牛久に足を運んでいただき、PRしていただけたら」と、それぞれに名刺を手渡した。 絵森さんは「夏美の育った牛久は私にとってもふるさと。自然豊かな街の魅力を発信したい」と笑顔で応じ、坂倉さんは「茨城は家族で訪れるほど好き。牛久に来たこともあり人の温かさ、自然の良さを姉妹で伝えたい」と抱負を述べた。 市は、姉妹の大使就任を記念し、10日午前10時から、JR牛久駅西口のエスカードビルで、オリジナルのアクリルスタンド(1980円)を500個販売するほか、姉妹の「特別住民票」(各500円)を発行する。【鈴木美穂】