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あとちょっと頑張れば、劇的に見た目や肌が変わるのに、肝心なところで手を抜いてしまう「ざんねん美容女子」。その生態と、明日からステキ美容女子に生まれ変わるための方法を伝授。今回のざんねん美容女子は、ピーリングを頑張りすぎた結果、ビニールみたいにキメのない肌になっちゃっている女子。 〈画像で見る〉「ビニール肌ときめ細かい肌」の見分け方

セルフでもクリニックでもピーリング！　その結果、ビニールのようなツルペカ肌になっている女子

毛穴のないツルッツルな肌を目指して、毎日ピーリングに励む。自宅では毎日スクラブが入った洗顔料を使い、美容クリニックにも通って頻繁にピーリングを受けている。最初はつるんとした肌に達成感を覚えていたが、次第に肌はツヤを通り越してツルペカ状態になり、テカリやすく……。

それ、絶対NG！

教えてくれたのは…… 高瀬聡子先生 ウォブクリニック中目黒 総院長 水井真理子さん トータルビューティアドバイザー

角質ケアのやりすぎはキメがなくなって乾燥します。角質・角栓ケアは週1～2のペースが◎

高瀬聡子先生 角質ケア成分が入っているアイテムを多用していると、ターンオーバーを早めすぎて、肌のキメまで失われてしまうんです。見た目はピカッとして手触りもツルッとするため、なんだか肌がキレイになったような錯覚を起こしてしまうのですが、肌状態としてはよろしくない。バリア機能が低下して乾燥するし、敏感に傾きやすくなってしまうこともあります。オイリー肌や混合肌は週に2回ぐらい、乾燥肌なら週に1回、使う部位もTゾーンのみで十分だと思います。スキンケアの使用アイテムを一度見直して、角質・角栓ケアをやりすぎないように注意しましょう。

角栓を根こそぎ取ろうと小鼻をこするのもNG

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高瀬聡子先生 クレンジングでも洗顔でも、ついつい力を入れてこすり洗いしてしまう小鼻。いくら力を入れても角栓は落ちません！ 撮影／伊藤泰寛　モデル／軍司由稀（VOCEST!）　イラスト／香川尚子（1P）、Ayumi Nishimura（2～5P）　取材・文／穴沢玲子　構成／佐野桐子 Edited by 髙橋 ミチル