テイラー・スウィフト、ウィーン3公演がテロのターゲットとなり中止
「エラズ・ツアー」を世界各地で成功させているテイラー・スウィフト。今週オーストリア・ウィーンで予定していた3公演がテロの標的となった疑惑が浮上したため、中止された。 【写真】「テイラー・スウィフト」フォトギャラリー 現地時間8月7日、オーストリア国籍の2人の少年がテイラーのウィーン公演でテロ行為を計画していたとして、警察に拘束された。これを受け、プロモーターのBarracuda Musicが公式インスタグラムにて、ウィーン公演の中止を発表した。 「(会場の)エルンスト・ハッペル・スタジアムでテロ攻撃の計画があったことを政府関係者が認めたことをうけ、皆さまの安全のために3公演をキャンセルせざるを得ません」と綴り、チケットを購入した人たちには、10営業日以内に返金するとした。 BBCによれば、ウィーン警察のトップは7日の記者会見で、差し迫った危険は「最小限になった」が、市内には引き続き、具体的ではないが危険が残っているとコメントしていたそうだ。 これまでの報道によると、逮捕されたのは、オーストリア国籍の身元不明の19歳の男性と、もう一人の身元不明の容疑者。内務省公安局長のフランツ・ラフによれば、容疑者の2人はインターネット上で過激化し、7月にイスラム国の指導者に忠誠を誓っていたそうだ。動機については不明だが、ソールドアウトしたウィーン公演の一つがターゲットだったと、当局が発表している。 テイラーはこの後、8月15日から20日までロンドン公演を予定している。