今永昇太が6回96球8奪三振の力投で11勝目!今季15度目のQS達成 味方打線が7点の強力援護
カブスの今永昇太投手が現地時間8月30日(日本時間31日)、敵地でのナショナルズ戦に先発登板。6回96球を投げて4安打3失点8奪三振の内容で今季15度目のQS(クオリティー・スタート)を達成し、11勝目を挙げた。チームは7‐6で勝利している。 【動画】6回8奪三振の力投!今永昇太がナショナルズ打線から三振奪う 今永は初回に安打と四球などで二死一・二塁とピンチを背負い、5番のホセ・テナに右中間を破られる適時二塁打を浴びていきなり2失点となった。 立ち上がりにつまずいた今永だったが、打線がすぐに援護してくれた。直後の2回に7安打7得点の猛攻を見せて7‐2と逆転に成功する。 今永は3回にも先頭のディラン・クルーズに一発を浴びたものの、4回は3者連続三振を奪うと、5回まで毎回の8三振を奪う力投を見せ、6回も安打を許したものの無失点で切り抜け、この回でマウンドを降りた。 地元メディア『Marquee Sports Network』はXで「ショウタ・イマナガは25回の先発登板で148奪三振を記録しており、これは2002年のマーク・プライアー以来、カブスの新人先発投手としては最多記録だ」と伝えている。 前回登板のマーリンズ戦でメジャー1年目の日本人投手では9人目となる2ケタ勝利を達成した今永。1年目の日本投手最多勝利は2012年のダルビッシュが挙げた16勝となっている。新人王候補でもある今永が、どこまで勝ち星を積み上げられるか注目だ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]