石川奈青(下)にパッションを注入する高橋奈七永　

　女子プロレス「マリーゴールド」の高橋奈七永（45）が、〝ミスター女子プロレス〟ことLLPW―10の神取忍（59）＆井上貴子（54）との対戦を要求した。 【別カット】石川奈青にパッションを注入する奈七永 　23日の東京・新木場1stRING大会では石川奈青（30）と「パッション注入マッチ」と題したシングルマッチで激突した。これまでも同じカードが組まれるも、高橋の体調不良による欠場などで2度も延期に。ようやく実現した一戦で高橋は容赦なく石川のほおを張り、パッションを注入した。最後は逆片エビ固めで捕獲し、レフェリーストップで勝利を奪った。 　試合後、石川に張り手をくらった高橋は激怒し、強烈なエルボーをお見舞い。だが、石川の気合に心を動かされた高橋は「今日の試合だけじゃ物足りないし、石川奈青っていう人間が何か面白そうだから、お前私の横に立って、両国一緒に戦わないか」と7月13日東京・両国国技館大会でのタッグ結成を提案した。 　疲労困ぱいで泣きじゃくる石川から「私を隣に立たせてください…なんて言うわけねえだろ！　お前の横に私が立ってやる」と上から目線に承諾された。 　石川の勢いに押されつつも「おおお、いいよ。イキがいいのは好きだよ。対戦相手を聞いて、お前ビビってたじろぐなよ。対戦相手は神取忍と井上貴子だ！」と女子プロレス界のビッグネームを口にすると会場は騒然とした。 　普段は都内のLLPW―Xに道場を借りているが、高橋は「私もプロレス界長いけどな、神取忍選手とは戦ったことがねえんだよ。あいつら倒しに行こうよ」と宣戦布告。最後は石川の背中を叩き、両国決戦に向け気合を入れ直した。