【お悩み相談連載:さらば青春の光・東ブクロの『こわいもんなし』】「靴下だけキャラクターモノを履いてる子はいきやすい。これはもう統計学です」
■「人生には遠足のような非日常が重要」 【お悩みNo.42】11月から異動が決まりました。今の仕事にやりがいを感じていたので異動がとてもショックです。異動先は休憩もできないくらい忙しく、同期もあまりの忙しさに身体を壊して辞めていったこともあり、今回の異動が1ミリもプラスに考えられません。 東ブクロさんはやりたくないことをしないといけない場面や、仕事でしんどいときはどのように対処していますか。【PN:エリザベス・24歳・女性・会社員】 * * * ――そもそもブクロさんにとって仕事とは? うーん。実はお金を稼ぐ手段でしかないんですよね。だから、行きたくないなーって仕事もあります。でも、今置かれてる立場だと、誰かに迷惑をかけけてしまう。そうなると行くしかない。 ――どんな仕事が嫌なのか。 それは単に拘束時間が長いとか、炎天下のロケとか、そういう物理的なことですね。本当はやりたいことがあるから入ったこの業界なのに、そんな思いが出てくる。毎日同じ時間の電車に乗って通勤するのが嫌でこの世界に入ったはずなのに、大きい括りで見たら「なんや、どんな仕事も同じなんや」って。 ――どうしたら気持ちをプラスに持っていける? 仕事として割り切るしかないでしょう。そしたら、異動先でもやりたいことが見つかるはずなんですけどね。どんな仕事でもつらいだけのはずはないと思う。僕だったらセクシー女優さんとからませてもらったり、うまいもん食ってるだけで仕事になんねやって日がある。そういうのはどんな仕事にもあるはずなんですよね。長い目で見てほしい。 ――いつかいいことがある。 どうしても仕事がつらいなら、違う方向に目を向けてもいい。好きな人を作って恋愛に身を焦がしたりね。でも、その人と出かけたり、おいしいものを食べるにはお金が必要でしょう。そのためにはやっぱ仕事せなあかんと。そうなったら仕事は楽しいことのためにお金を稼ぐ手段と割り切れるでしょう。趣味を作ってもいいね。 ――ブクロさんの生きがいは? 年始にゴルフ旅行にいくんですけど、それが今から楽しみ。ほんまに遠足じゃないですけど、楽しみにしている予定を作るのは、人生を楽しく過ごすコツです。なんで遠足ってあんな楽しみにしてたんやろな。 ――大人になってから趣味を探すことが難しいという声もあります。 でも、こうやってここに相談を送ってくれてきたってことは、僕らのことを好きなんやろし、僕たちは常にみなさんが楽しめるコンテンツを出してますから、それを楽しみにしてくれたらうれしいです。遠足みたいな非日常ってのはどこにでも転がっていると思うです。今回これが読まれたことで、元気になってくれたらうれしいね。 ●東ブクロ1985年10月6日生まれ 大阪府茨木市出身 〇2008年に現在の相方である森田哲矢とお笑いコンビ『さらば青春の光』を結成。2017年に本名の東口宜隆から現在の芸名である東ブクロに改名した。芸能界を代表するプレイボーイとしても知られており、スキャンダルも含め多くの浮き名を流してきた。公式YouTubeチャンネル『さらば青春の光Official Youtube Channel』 取材・文・撮影/キンマサタカ