ウィリアム皇太子とヘンリー王子、叔父の追悼式に出席 「互いに近寄らず言葉も交わしていなかった」
険悪な関係が続くウィリアム皇太子とヘンリー王子が揃って叔父の葬儀に出席した。新聞「サン」が報じている。 【写真】子ども時代の写真を発掘!ヘンリー王子 & ウィリアム王子の仲良しフォトアルバム
現地時間 8月28日(水)にイギリスのノーフォークでダイアナ元妃の姉のレディ・ジェーン・フェローズの夫ロバート・フェローズ(写真)の追悼式が行われた。フェローズは今年7月29日に82歳で亡くなった。葬儀は親しい人たちだけで行い、後日追悼式を行うと報じられたとき、雑誌『ピープル』などは関係者から王子は安全上の理由から欠席するという証言を得ていた。しかし王子が密かにイギリスに帰国、追悼式に出席していたことが明らかになった。追悼式には皇太子も来ていたという。
目撃者は同紙に「2人はとても目立たないように来ていた」と語っている。しかし2人が接触した様子はなし。「皇太子も王子も会場にいたが、2人が話をしているところは見られなかった。2人は距離を保っていた」とコメント、少なくともみんなの見ているところで言葉は交わしていなかったと証言している。家族の友人だという人物も「皇太子と王子が2人とも出席していたことを確認できてとても嬉しい」と同紙にコメント、「2人とも会場の後方に座っていたが、近くの席ではなかった」と語っている。
2016年、ヘンリー王子がメーガン妃と交際を始めたことをきっかけに関係がぎくしゃくしたきたと報じられている皇太子と王子。結婚を急いだ王子を皇太子が注意したのが原因だともいわれている。その後、王子の王室離脱や回顧録の出版などで不仲は決定的となる。2人が同じ場所に現れたのは2023年5月に行われたチャールズ国王の戴冠式以来である。とはいえこのときは今回と同様、2人の席は離れていて他の人の前で言葉を交わすことはなかった。近くにいるところを目撃されたのは2022年9月のエリザベス女王の葬儀のときが最後である。皇太子と王子の関係は今も冷え切ったままのようだ。