ドジャースへの移籍が決まった大谷。(C) Getty Images

　ロサンゼルス・エンジェルスからフリーエージェント（FA）となった大谷翔平は現地12月９日、ロサンゼルス・ドジャースへの移籍が合意に至ったと自身のインスタグラムで発表した。契約内容は、MLB史上最高額の10年総額7億ドル（約1015億円）とみられる。 【PHOTO】史上初の快挙が続出！ 厳選写真で振り返る「大谷翔平2023年の軌跡」 　そんななか、米放送局『CBS Sports』は、「二刀流スターは、ドジャースと10年７億ドルという驚異的な契約を締結し、Halos（ヘイローズ）での６年間の在籍に終止符を打った」と報道。「オオタニが『勝ちたい』と何度も発言していたこと、そしてエンジェルスでは、それが叶えられなかったことを考えると、彼の退団は衝撃的ではない」と伝えている。 　一方で、同メディアは「オオタニだけでなく、マイク・トラウトという歴史に残る逸材を無駄遣いして有名になったエンジェルスの組織にとっては、依然として不快なことだ」と見解を述べると、続けて「これは、エンジェルスとペリー・ミナシアンGMが今後の方向性をどのように描くべきかという問題を提起している」と記した。 　数日前に、マイク・トラウトのトレード放出については、「100パーセントない」とキッパリ否定したミナシアンGM。同メディアは「彼らがすべきことは、トラウトをチームに残すかどうかに関係なく、チームを再建することだろう」と強調した。 　 「これは一般論として、市場で取引価値があると思われる、例えば25歳を超える選手たちと手放すことを意味する。また、ローガン・オホッピー、リード・デトマーズ、ザック・ネトなどの才能を維持することを示す。あるいは、パトリック・サンドバル、グリフィン・キャニング、テイラー・ウォードのような名前を買い、できる限りの客を呼び込む必要性があるだろう」 　果たして二刀流スターのドジャース行きが決まった今、エンジェルスはどのような動きを見せるだろうか。 構成●THE DIGEST編集部