上田桃子、今後については「何も決まっていない」「指導には興味がある」/記者会見
女子ゴルフで今季限りでの競技活動休止を表明している上田桃子(38=ZOZO)が7日、「プロ生活20年目だった。次へのステップにそろそろ行く時期が来たかなと思い、SNSで発表させていただいた」と語った。伊藤園レディース(8日開幕、千葉・グレートアイランド〓(人ベンに貝の目が組のツクリ)楽部)の前日会見に臨んで話した。 【写真】プロアマ戦でプレーする上田桃子 今後について、「まだ何も決まっていない。どういう道に進むかは、決まったらまたお伝えしたい」とした。 やってみたいことについて、「ゴルフのスキル的なことはいつも向上したいと思っていた。今後、理論的な部分を勉強して、後輩やジュニアに伝えたい」とし、「指導にはとても興味がある。いま、1番は勉強をしたい」とも話した。 20年のプロ生活で印象深いシーンについては「ひとつに選べない」とした。 上田は3日に自身のインスタグラムで「2024年シーズンをもって、突っ走ってきた足を、いったん止めてみようと思います」などとつづっていた。 07年には賞金女王に輝いた。公式戦(国内メジャー)には通算60回挑戦して未勝利だった。 ◆上田桃子(うえだ・ももこ)1986年(昭61)6月15日、熊本市生まれ。9歳からゴルフを始める。東海大二高卒業後の05年にプロテストに合格。07年ライフカードレディースで初優勝。同年5勝を挙げ、史上最年少の21歳で賞金女王に輝く。主戦場は08年から米国、14年から再び国内。日米通算ツアー17勝。趣味は音楽鑑賞、ショッピング。161センチ、54キロ。