川崎のキャバクラ運営会社の社長と部長、賃金不払い容疑で書類送検
川崎南労働基準監督署は19日、労働基準法違反の疑いで、キャバクラを運営していた川崎市川崎区の「myu」と同社のそれぞれ40代の男性社長と男性部長を横浜地検川崎支部に書類送検した。 書類送検容疑は、「myu」が管理するキャバクラで勤務する20~40代の女性労働者12人に対し、2023年10月から今年4月までの約7カ月分の定期賃金の一部計2400万円を所定支払日までに全額支払わなかった、としている。同労基署は認否を明らかにしていない。 同労基署によると、昨年10月ごろから同社の経営が苦しくなり、日払いの給与にとどまっていたという。今年4月に倒産した。労働者からの相談で発覚した。
神奈川新聞社