世界一のバリスタと有田焼老舗のコラボレーションで誕生した、最高の一杯を楽しむためのコーヒーカップ
ワールド・バリスタ・チャンピオンの経歴を持ち、“コーヒー伝道師”としてグローバルに活躍をする井崎英典さんと、老舗有田焼窯元のブランド「アリタポーセリンラボ」とのコラボレーションで誕生したコーヒーカップThe M 「日照昼月照夜」(にっしょうちゅうげっしょうや)。一見コーヒーカップには見えないユニークな形をしたこの器に込められた思いとは――。
コーヒーというグローバルな飲み物で世界を平和にしたい
2014年のワールド・バリスタ・チャンピオンシップにおいて、弱冠24歳でアジア人初の世界チャンピオンに輝いた井崎英典さん。バリスタとして最上の味のコーヒーとサービスを追求し続けながら、現在は主にコンサルタントとして、世界各国での後進のバリスタ育成や、日本マクドナルドをはじめとする大手企業のコーヒーの監修・商品開発などのプロデュースを行う、コーヒー業界のアイコン的存在のひとりです。 井崎英典(いざき・ひでのり)さん 1990年福岡県生まれ。第15代ワールド・バリスタ・チャンピオン、株式会社QAHWA(カフア)代表取締役。2012年史上最年少でジャパン・バリスタ・チャンピオンシップにて優勝。2014年ワールド・バリスタ・チャンピオンシップでアジア人初の世界チャンピオンに。『世界一美味しいコーヒーの淹れ方』(ダイヤモンド社刊)、『世界のビジネスエリートは知っている 教養としてのコーヒー』(ソフトバンククリエイティブ刊)など著書も多数。 2019年には自身の会社「カフア」(※アラビア語でコーヒーを意味する)を設立。「Brew Peace~コーヒーの力で平和な世界を叶えよう」という企業理念のもと、コーヒーによって、国境・人種・言葉、あらゆる壁を越え、ほっとできる幸せなひと時を広げていきたいと、年間200日以上海外を飛び回っています。
そんな井崎さんが2023年4月にオープンしたのが、完全予約制のコーヒーバー「珈空暈(こくうん)」。世界各国のコーヒー農園を旅して、自らが選んだ幻とも呼べる希少なコーヒーを、バーテンダーがカクテルを作るかのように、日本各地から厳選した農作物と調合し、全く新しいコーヒーをフルコースというスタイルで提供しています。