ジョイナスが24年に開業50周年を迎え、1日館長に就任したぺこぱのシュウペイ（左）と松陰寺太勇

　横浜市に本社を構える相鉄グループが運営するショッピングセンター「ジョイナス」が、2024年に開業50周年を迎えた。これを記念して、横浜市にゆかりのある人気お笑いコンビ・ぺこぱが1日館長を務め、来館客らとふれあった。 【写真】1日館長に就任しどや顔のぺこぱ 　ジョイナスB2広場で行われた「1日館長就任式」には、2000人を超える応募者の中から選ばれた30人が参加。松陰寺太勇は「一生分の運を使い果たしたね！」と言い放ち笑わせた。イベント会場には、30人のほかにもぺこぱを一目見ようと、うちわなどのグッズを持った多くのファンが詰めかけ、2人はトークしながらも終始あちらこちらに手を振ってファンサービスをし続けた。 　生まれも育ちも横浜だというシュウペイは、偶然にも登壇したステージ横にあったお寿司屋さんで、アルバイトをしていたことを告白。「思い出深い場所に、館長として帰って来られて感慨深いです」としみじみしていた。 　2人は23年に「横浜スカーフ特別大使」「港北区防災大使」に就任していた。今回の「ジョイナス1日館長」のオファーが来た時の心境を聞かれると、ジョイナス館長である鈴木横浜営業所長に向かって「正直に言います、（オファーが）遅すぎる！」と声をそろえて訴えた。 　就任式後、ぺこぱの2人が館内を巡回する予定となっており、シュウペイは「僕たちに会いに、たくさんのお客さんが朝から来てくれてると聞いたので、少しでも多くの方たちと触れ合いたいです」と笑顔。一方で、松陰寺は「スタッフがしっかり働いてるか、チェックしてやる！ そして館長の俺にごちそうしてくれ」と、職権乱用を宣言した。鈴木所長は「今日はぺこぱのお2人がトップである館長なので、注意できる人がいませんね」と苦笑いだった。 　最後は、式の参加者にぺこぱの直筆サイン入り「ジョイナス」ノベルティーのエコバッグが2人から直接手渡された。シュウペイは参加者とローカルトークで盛り上がる場面もあった。 （よろず～ニュース・椎　美雪）