外国人、渓谷下り満喫 小矢部市、誘客へモニターツアー
●景勝地・宮島峡 小矢部市は3日、インバウンド(訪日客)の誘客促進に向け、市北部にある景勝地・宮島峡を舞台にした1泊2日のモニターツアー「おやベンチャーツアー」を行った。米国、ロシア、中国の3組8人がレンタサイクルで市内を巡り、渓谷下りを通じて自然豊かな小矢部の魅力に浸った。 宮島峡にはナイアガラの滝のような形をした「一の滝」をはじめ、二の滝、三の滝、竜宮淵などがある。 参加者はライフジャケットを着け、ボートなどに乗らずに川を下る「キャニオニング」を体験した。一行は二の滝で滝に打たれたり、水に浮かんだりした後、一の滝に向かって約300メートルの渓谷を下った。 桜町JOMONパークでは、まが玉作りや火起こしの体験が行われた。 4日は子撫川ダムを訪れるほか、稲葉山牧野も散策する。山頂付近のカフェレストランでは「稲葉メルヘン牛」を使ったハンバーグを味わう。