J2昇格プレーオフを知らせるチラシを受け取る駅利用者（左）

　J2復帰へ、スタジアムは緑色に染まる―。サッカーJ3松本山雅FCは12月1日午後2時から、ホームのサンプロアルウィンで福島ユナイテッドFCとのJ2昇格プレーオフ初戦に臨む。山雅の運営会社によると、11月28日時点でアルウィンの観客は1万人を超える見込み。観戦を呼びかけるチラシを受け取った高校1年生の女子生徒は「昇格に向けてまちの盛り上がりを感じる」と話した。 【写真】緑色に染まったアルウィン

　28日は、サポーターやクラブスタッフら約40人が、プレーオフ初戦を知らせるチラシを松本市の松本駅前で配った。サポーターらは「応援よろしくお願いします」などと駅利用者に呼びかけ、2021年以来のJ2復帰への後押しを呼びかけた。

　チラシの表紙には「ROAD TO J2」と書かれ、ユニフォーム姿の選手がデザインされた。裏には「あと2つ　みんなで昇格しよう」などと記した。チケットの価格やスタジアムまでのアクセス方法も説明した。

　配布に参加した松本市惣社の会社員、塩原一也さん（45）は、山雅を応援して15年。山雅は5連勝中で調子はうなぎ上り―とし、「必ず決勝へ連れて行って」と期待した。山雅は福島に勝てば、7日の決勝でカターレ富山―FC大阪の勝者と対戦する。