ワールドシリーズ第4戦はヤンキースが大勝。第5戦は両エースが先発もブルペンはドジャース有利
一方、ドジャースも前述の通り、第1戦で先発登板して6回途中2失点と好投したフラハティが第5戦の先発マウンドに上がるのだが、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督はブルペンゲームとなった第4戦で、ブレイク・トライネン、マイケル・コペック、ブルスダー・グラテロル、アレックス・ベシア、アンソニー・バンダ、ライアン・ブレイジャーといったブルペンの主力を温存する英断を下しており、投手陣は万全の状態で勝てばワールドチャンピオンとなる第5戦に臨むこととなった。
そんな第5戦を迎えるにあたり、興味深いのは恐らく今季のMVPを獲得するであろう、両チームのスター選手がそろそろ大きな仕事を成し遂げそうな雰囲気を出し始めているところだ。
と言うのも、第4戦ではケガを押しての出場を続ける大谷翔平が、センター前へ鋭い打球を弾き返して復調をアピールすると、アーロン・ジャッジも試合終盤にレフト前へ痛烈な打球を飛ばすなど、遂に覚醒が間近に迫っていることを印象付けたのである。
第5戦は、そろそろこの2人の何れかがチームを勝利に導く活躍を見せそうな予感がする。
J SPORTS 編集部