世界女王シフィオンテクが大坂なおみの元コーチを招聘!「彼とのタッグをとても楽しみにしている」<SMASH>
女子テニス世界ランキング1位のイガ・シフィオンテク(ポーランド)に、新コーチが付くことが明らかとなった。シフィオンテクが10月17日に自身のインスタグラム(@iga.swiatek)を更新し、元大坂なおみのコーチであるウィム・フィセッテ氏(ベルギー)がチームに加わると発表。以下のようにコメントを綴っている。 【動画】シフィオンテクがSNSで新コーチを迎えたと報告 「ウィム・フィセッテが私たちのチームに加わることを発表できてうれしい。私はWTAファイナルズに向けて準備をしていますが、私の視点は変わらず、短期的ではなく長期的なもの。何度も言っているように、私のキャリアはマラソンであり、スプリントではありません」 「ウィムとのタッグをとても楽しみにしている。彼はテニスのトップレベルで素晴らしい姿勢とビジョン、そして豊富な経験を持っている。お互いをよく知ることは常に重要で、早く試合をして良いスタートを切りたい」 フィセッテ氏は、四大大会を複数回制したキム・クリステルス(ベルギー)、ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)、シモナ・ハレップ(ルーマニア)など、名だたるトップ女子プレーヤーを指導した経験を持つ名将。そして、2019年12月からは大坂のコーチに就任し、翌年9月の全米オープン(四大大会/ハード)、21年1月の全豪オープン(四大大会/ハード)で優勝へと導いた。 22年7月には一度関係を解消したものの、大坂が産休中だった23年10月に再び契約を締結し、800位台だったランキングを一気に70位台まで飛躍させる。しかし、今年9月中旬には長らく苦楽を共にしてきた大坂とのコーチ契約を再び解消していた。 そうした中で23歳のシフィオンテクは、今年10月4日に自身のSNSを通じて2021年からコーチ契約を結んでいたトーマス・ビクトロフスキー氏(ポーランド/43歳)氏との離別を発表。8月に行なわれた全米オープンの準々決勝で敗退を喫して以降は、エントリーした大会を立て続けに欠場しているが、フィセッテ氏の加入は、さらなる進化へ向け大きな後押しになるかもしれない。 構成●スマッシュ編集部