物を捨てるとお金が貯まるは本当。持たないほど豊かになる暮らしを見せてもらった!
「捨てる」ことで買いグセも変わる
「掃除の前に捨てる」「買う前に捨てる」など、多くの「捨て習慣」を持つMさん。「今の暮らしに不要な物を意識でき、それだけで買い物に気をつけられます」。 ●1回ガツンと捨てたら、自分の洋服を買う頻度は年1でいいと気づいた 普段着はワンピースが3着あれば十分と判断。「コーデを考えなくていいからラク。似たような印象でも気にせずにお気に入りを着倒し、ヨレヨレになったら買い替えるサイクルに」。 ●「買う前に必ず捨てる」ことで今、必要な物と点数がハッキリする 靴や下着、タオルなどを新たに買うときは、手持ちの物を捨ててから。「減らした数だけ買えばいいので、ムダな買い過ぎが出ません。帰ってから、空いた場所にすぐしまえて一石二鳥です」。 ●日曜にゴミ袋を持って家の中を1周することでムダ買いをセルフチェック 定期的に「捨てる」時間をつくり、家中をチェック。「紙類が多いですが、食材や服の在庫もひととおり見ることで、使わない物、持て余し気味な物が分かる。次の買い物で気をつけられます」。 <前回、捨てた物たち> □明らかなゴミ □学校からのプリント類 □DMやいらないおしらせ □小さくなった子どもの靴 □もう遊ばない工作 ●以前は捨て過ぎてギスギスしたことも。物を買う喜び、選ぶ楽しみも大切に 「前は物をまるで"敵"扱い。必要な物すら買うのがストレスでしたが、適正な量をつかめてからは、暮らしを楽しめるように。"心地よい物量"が大事だなと思います」。
「あったら便利」をいちいち買わない
買う前に、家にある物で代用できないか検討。「生活に必要な物はそろっているし、物を増やすとかえって不便になることも。100円ショップもほとんど行きません」。 ●便利グッズに頼るより、「なきゃない」で工夫したほうが楽しい せん切り専用ピーラーなど、便利グッズはほぼなし。「パンは魚用のグリルで焼けるのでトースターもなし。ホットプレートもありませんが、その分、棚の中にスペースがあり、収納がラクです」。 ●ストックは「なくなったら買う」ルールで買い物の手間も時間も断捨離(R) 洗剤類やシャンプー類は、大容量の物を1個ストックし、容器に詰め替えて使用。「大容量は値段も割安で、買う頻度も減るからラク。洗剤は種類も減らし、買う手間をとことん省きます」。 ●物が物を呼ぶから、いくら安くても収納グッズはやたら買わない 例えば冷蔵庫も、食材を入れるカゴ類は置かない。「カゴに入れると中身が見えないし、かえって出し入れも面倒。そのまま入れたほうが在庫が見やすく、食材を使い切りやすいんです」。 ●おやつの買いだめはしない! 小腹対策は「お米」一択 お菓子は週末の買い物で1人1つだけ買うルール。「習い事に行く前は、すぐ食べられおなかも満足するおにぎりを用意。週1回は好きなお菓子を選べるので、子どもたちもうれしそう」。