ウェディングドレスの黒が賛否両論に…いま「華やかな結婚式」をやりたい派が復活している理由
夕方のニュース番組で「黒のウェディングドレスが人気」という話題が取り上げられました。番組では、結婚披露宴で黒いウェディングドレスを着用した夫妻の写真やコメントが紹介されました。放送に先立ち街頭インタビューが行われ、「シックでかっこいい!」「結婚式なのにお葬式に見える」といったコメントが寄せられ、賛否が分かれる結果となりました。 【写真】メンタルの強い人が、なぜか絶対にやらない「意外なこと」があった! 「結婚式」は、結婚の誓いを立てる「挙式」と、招待客をもてなして夫婦のお披露目をする「披露宴」の2つがあります。一般的にこの2つを合わせて「結婚式」と呼びますが、「挙式だけ」「披露宴だけ」を行うケースも増えています。キリスト教式の挙式で、黒いドレスを着てヴァージンロードを歩くのは躊躇われるかもしれませんが、披露宴であれば、黒いドレスも受け入れられやすいのではないでしょうか。
ウェディングドレスの王道は「白」
このニュースの影響なのか、ウェディングドレスを取り扱う店舗のショーウィンドウで、黒いウェディングドレスを見かける機会が増えたように感じられます。Googleで「ウェディングドレス 黒」と検索すると、黒いウェディングドレスに関する記事が出てくるので、人々の関心の高さが窺えます。 しかし、Googleで「ウェディングドレス」を検索すると、表示されるのは白いウェディングドレスばかり。ウェディングドレスはレンタル、販売、既製品、オーダーなどさまざまですが、大半のオンラインショップでは、ウェディングドレスのカテゴリーには白いドレスが、黒いドレスはカラードレスのカテゴリーで表示されます。 ただし、例外もあります。例えば、オーダーのウェディングドレスを販売するB'sweetは、数は少ないものの白と黒の2色から選べるドレスも提供しています。 日本における平均初婚年齢は夫 31.1 歳、妻 29.4 歳となり、離婚や再婚も増えています。また、婚活アプリで出会い、恋愛から同棲を経て結婚へというように、結婚へ至る過程も変化しています。このような結婚事情の変化を考慮すると、ウェディングドレスは白よりも黒がしっくりくると感じる花嫁は増えているのかもしれません。