聖夜に笑顔届け 福島県内でもケーキ準備着々、4号や5号人気
福島県内の洋菓子店で、クリスマスケーキ作りが最盛期を迎えている。福島市南沢又の菓匠清泉堂ではクリスマスイブを翌日に控えた23日、甘い香りが漂う厨房(ちゅうぼう)で職人らが手際よく真っ赤なイチゴやサンタクロースを飾り付け、ケーキを仕上げた。 同店には、例年よりやや少ない約350個の注文が入っており、4号(直径12センチ)や家族向けの5号(同15センチ)が人気だという。斎藤隆一社長(53)は「原材料費の大幅な値上がりで、仕入れを工夫するなど価格を抑えるのに苦労している。少しでも楽しい夜を迎えるためのお手伝いをしたい」と話した。
福島民友新聞