「沖縄は魅力的」ハリウッドの監督らを招き、空手や武道題材の映画上映会 SHOGUN出演の俳優も参加 那覇 沖縄
【那覇】那覇市牧志の桜坂劇場で11月15日、空手や武道を題材にした映画のプレミアム上映会が開催された。米ハリウッドで活躍するジャン・フレネット監督や「SHOGUN 将軍」で真田広之さんと共演した俳優の島本信也さんらが参加した。 【貴重映像】沖縄空手界の神髄がここに 最高師範ら11人が至極の技を披露 インタビューあり 空手の日 奉納演武
新作短編映画「デジャ・ヴュ」を沖縄初公開したジャン監督は「沖縄は風景や文化、人といった魅力的な要素が多い。ハリウッドから見ても映画のロケ地や題材として、高いポテンシャルを有している」と評価した。沖縄を題材にしたシリーズの構想を明らかにして、早ければ来年にも沖縄で撮影を検討しているという。 上映会は海外の空手愛好家や県内の空手師範など約90人が参加した。沖縄空手や中国武術のドキュメンタリーなど計3本の短編映画の上映後、制作者らが登壇してトークショーを行った。カナダのモントリオールに拠点を置き「デジャ・ヴュ」で幕末の侍役を演じた島本さんは「沖縄を肌で感じることができた。沖縄が舞台の映画にも出演してみたい」と話した。 上映会を企画した安里道場のジェームス・パンキュビッチ代表(51)は、空手有段者のジャン監督と空手が縁でつながりイベントの開催に至ったことを説明。「空手などアクション映画を主体にした映画祭を沖縄で開催したい。今後も空手をはじめとする沖縄の文化振興に貢献していきたい」と抱負を語った。
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