【パリ五輪】「勝てる試合だった。自分に責任がある」第4Q終盤のミスを悔やむ河村勇輝「まだまだ成長しなければいけない」<DUNKSHOOT>
現地時間7月30日(日本時間31日)、男子バスケットボールの日本代表(FIBAランキング26位)は、グループリーグ第2戦でヴィクター・ウェンバンヤマ(224cm)とルディ・ゴベア(216cm)のツインタワー擁するフランス代表(同9位)と対戦。 【動画】NBA挑戦を表明した河村の好プレー集はこちら! チームは第4クォーターにエースの八村塁が2個目のアンスポーツマンライクファウルで退場するアクシデントに見舞われながら、司令塔の河村勇輝を中心に一時逆転に成功するが、オーバータイムの末、90-94で惜敗した。 日本は河村がゲームハイの29得点に7リバウンド、6アシスト、八村が24得点、ジョシュ・ホーキンソンが16得点、8リバウンド、比江島慎が7得点、4アシスト、渡邊雄太が5得点、8リバウンド、渡邉飛勇が6リバウンド、2ブロックを記録。3ポイントはチーム全体で16本(成功率43.2%)を沈め、東京五輪で銀メダルを獲得した強豪相手に互角に渡り合った。 試合後、河村は「勝てる試合だった。ポイントガードの僕がゲームコントロールできずに勝てるゲームを落としてしまったので、自分に責任があると感じている」と唇を噛んだ。 この日の河村は、どちらも両チーム最多となる6本の3ポイントを含む29得点、6アシストと見事な活躍を披露。しかし、84-80と4点リードの第4クォーター残り10秒にマシュー・ストラゼルに3ポイントを決められ、さらに自身のファウルで4ポイントプレーを許し、結果的にこれが勝負の分かれ目となった。 河村は「勝つことが何よりも自分たちの目標でもあったし、僕の目標でもあったので、個人のプレーで最後にチームを勝たせられなかったことは、まだまだ成長しなければいけないと思う」と振り返った。 次戦に向けては「目標が途絶えたわけではないので、試合を通して成長しブラジル戦で修正して、必ずベスト8という目標を達成できるように頑張りたい」と語った。 2連敗となった日本の第3戦(8月2日)の相手はFIBAランキング12位のブラジル。次戦も23歳の若き司令塔のパフォーマンスが日本の大きなカギになりそうだ。 構成●ダンクシュート編集部
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