戦国時代の武士の成人式「加冠の儀」を現代に再現 一乗谷朝倉氏遺跡【福井】
福井テレビ
室町時代に越前朝倉館で行われた武士の成人式に当たる元服の儀式「加冠の儀」が18日、福井市の一乗谷朝倉氏遺跡で再現されました。 朝倉館では室町時代に朝倉義景が後見人となって、後に将軍となる足利義昭の元服「加冠の儀」を行った歴史があります。18日はこの儀式が初めて再現され、一般公募で集まった18歳から20歳までの県民や保存協会のメンバーら計50人が参列しました。将軍や神職などの伝統装束を身に着けた参加者たちは、後見人役に扮した杉本知事らから元服の証となる冠を被せてもらいました。この「加冠の儀」は一乗谷朝倉氏遺跡博物館の特別展の関連イベントとして行われました。
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