【夏のボーナス】先輩が給料の2~3割を貯金するといいよと言っていました。ボーナスも同じでいいですか?
夏のボーナスの貯金額の割合を判断する方法
夏のボーナスの支給金額に対する貯金額の割合は、一般的な目安にしかすぎません。夏のボーナスを子どもの教育費や住宅購入資金に充てるのであれば、適切な貯金額は変わってきます。状況次第では、夏のボーナスを貯金できない、貯金できたとしてもわずかな金額になるケースもあり得るでしょう。 そこで、夏のボーナスの貯金額の割合の判断基準が分からない場合は、以下のポイントを踏まえて決めてみてください。 ・黄金比率で配分する ・現在の経済状況から貯金額を決める ボーナスの黄金比率と呼ばれる「貯蓄:4、消費:3、自己投資:2、金融資産への投資:1」に支給金額を配分してみましょう。夏のボーナス支給金額が100万円の場合は、貯蓄40万円、消費30万円、 自己投資20万円、金融資産への投資を10万円に分けるイメージです。貯金と消費を分けておくことで、ボーナスをためることに無理を感じずに済むでしょう。 また、毎月の給料から貯金をするのが難しいなど、現在の経済状況を考慮するのも方法の一つです。給料を生活費に充てざるを得ない場合、ボーナスは全額または適切な金額を貯金することを検討してみてもよいでしょう。
無理のない範囲内で夏のボーナスを貯金しよう
夏のボーナスを支給金額の2~3割貯金したほうがよいといった決まりはありません。夏のボーナスが支給されたとしても、金額は人それぞれ異なるほか、あらかじめ使い道が決まっていることもあるでしょう。 「毎月の給料から貯金できているのか」「将来的に住宅の購入を検討していていつまでにこのくらいのお金が必要」ということを把握し、不安解消や目的を達成するための金額を無理のない範囲内でためてください。 出典 一般財団法人労務行政研究所 東証プライム上場企業の2024年 夏季賞与・一時金(ボーナス)の妥結水準調査 株式会社ロイヤリティ マーケティング 第60回 Ponta消費意識調査 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部