崎山蒼志、King Gnu・勢喜 遊、TOMOOが語る「2023年の超個人的リバイバルヒット」
崎山蒼志が「今年の超個人的リバイバルヒット」をテーマに語った。また、TOMOO、King Gnu・勢喜 遊も、このテーマでコメントを寄せた。 【関連記事】aikoが感謝を伝えたい「ご近所さん」とは? 出会いのエピソードが驚き 崎山が登場したのはJ-WAVEで放送された番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。オンエアは12月12日(火)。
音楽ドキュメンタリー映画を観て…
2023年もあとわずか。アーティストは今年に超個人的にどんな曲を聴き、どんなリバイバルヒットを見つけたのか。「今だからこそこんな曲が響いた!」個人的なリバイバルヒットを探った。 あっこゴリラ:崎山くんも、(自分の中で)突然のリバイバルヒットする曲ってあるよね? 崎山:あるタイプですね。 あっこゴリラ:そういうのって、めちゃ楽しいよね。 崎山:めちゃ楽しいです。 あっこゴリラ:たぶん今この世界でこんなに熱狂してるのは自分1人かなって。 崎山:わかる。 あっこゴリラ:それがあればあるほど燃えるよね。ハンソンに燃えてたとき、すごくそれを思った。今、ここまでハンソンに燃えてるのは世界で私だけかなって。 崎山:(笑)。 あっこゴリラ:そんなことはないと思うんだけど、そういうのってブチ上がりますよね。
TOMOOの超個人的リバイバルヒット
ここでシンガーソングライターのTOMOOがコメント出演。超個人的リバイバルヒットは……。 TOMOO:私の超個人的リバイバルヒットは、スライ&ザ・ファミリー・ストーンの『Everyday People』です。 TOMOO:ハマったきっかけは、今年の年始めの頃に音楽ドキュメンタリー映画の映画『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』を観たことでした。その頃、私自身がライブハウスツアー中だったこともあって、吸い寄せられるように観ました。この映画は1969年の夏に開催された「ハーレム・カルチュラル・フェスティバル」の記録映像のハイライトをいっぱい見せつつ、それを現代につなげているような内容なんですが、このステージにいる人たちの姿も、そこに集まった人たちの姿にも満ち満ちているエネルギーと鮮やかさにすごく圧倒されて、感動したんですね。そのフェスティバルの出演者の中でもスライ&ザ・ファミリー・ストーンは強烈な存在感とパワーを放っていて。でもすごく落ち着いたメッセージも発していたように思うんです。 TOMOOは『Everyday People』の魅力についてこう話す。 TOMOO:人は十人十色だっていうこと、そして同じ人間だっていうこと、一緒に生きていかなきゃっていうことを歌っていると思うんですけど、地面から離れたふわふわって言葉じゃない感じがして、お腹の底からスって出ているような言葉の感じなんですよね。映像を観ながら聴いているときに、「俺はおまえよりすごくないし、おまえも俺よりすごくない」っていうところで、さらにグッと心をつかまれたことを覚えています。