公務執行妨害の疑いで逮捕の男 やけど治療のため釈放、入院 千葉・柏市
日テレNEWS NNN
千葉県柏市の放火事件についての容疑で逮捕状が出ていた77歳の男が、19日夜、公務執行妨害の疑いで逮捕されましたが、やけどの治療のため釈放され、入院したということです。捜査本部が設置されている柏警察署前から中継です。 捜査関係者によりますと、警察はこの放火事件について、現場での「火のついた何かを投げるのを見た」という目撃情報などをもとに、現住建造物等放火の疑いで、燃えた住宅に住む77歳の男の逮捕状を取り行方を追っていました。 警察によりますと、19日午後7時前、「不審な車がいる」との目撃者からの通報で、千葉県印西市のあぜ道に停車する車に、職務質問しようとしたところ、警察官に向かって急発進したため、運転していた77歳の男を公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕したということです。 男は放火事件で下半身に大きなやけどをしていて、現在、千葉県内の病院で治療を受けていますが、入院するため、先ほど釈放されたということです。警察は、男の退院を待って放火事件について事情を聞く方針です。 また、男は亡くなった夫婦との間に金銭トラブルがあったとみられ、警察は殺人事件と放火事件の関連を詳しく調べることにしています。