バリアフリーとユニバーサルデザインの違いとは?【介護の専門用語解説】
LIMO編集部では、介護初心者の方に向けて、理解しておくべき専門用語に焦点を当て、その意味や使い方をわかりやすく解説していきます。 この記事の写真を見る ※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
バリアフリーとは
障害のある人が社会生活をしていく上で障壁(バリア)となるものを除去するという意味です。 障害者の社会参加を困難にしている社会的、制度的、心理的なすべての障壁の除去という意味でも用いられます。
ユニバーサルデザインとは
バリアフリーは障害によりもたらされるバリア(障壁)に対処するとの考え方であるのに対し、ユニバーサルデザインはあらかじめ、障害の有無、年齢、性別などにかかわらず多様な人々が利用しやすいよう、都市や生活環境をデザインする考え方のことを指します。
バリアフリーとユニバーサルデザインとの違いまとめ
バリアフリーは、障害者・高齢者などに配慮する考え方ですが、ユニバーサルデザインは個人差や国籍の違いなど、全ての人を対象に配慮する考え方です。
参考資料
・総務省「バリアフリーとユニバーサルデザイン」
LIMO編集部