手話パフォーマンス甲子園で2連覇 熊本聾学校の生徒が木村知事に手話落語を披露
KKT熊本県民テレビ
9月に行われた全国高校生手話パフォーマンス甲子園で2連覇を果たした熊本聾学校の生徒たちが15日、県庁を訪れ、木村敬知事に優勝を報告しました。
県庁を訪れたのは、熊本聾学校手話落語部の生徒4人や指導者です。9月に鳥取県米子市で開かれた手話パフォーマンス甲子園では、60校58チームから予選を勝ち抜いた16校が本選に臨みました。そして、演劇・コント・ポエムなどの部門で、熊本聾学校が2年連続3度目の優勝を果たしました。
県庁を訪れた生徒たちは、木村知事に本選での演目、古典落語「ときそば」をアレンジした「ときそば今様」を披露しました。 (落語披露) 「うちは私の地元の名物を材料に使ってるんですよ」 「へーそいつは粋だね。出身はどこだい?」 「熊本の出身です」 「熊本だったらおいしいもんがたくさんあるな。馬刺しかい?からし蓮根?天草大王も有名だね」 「いえ半導体です」 「半導体かい⁉」
「手話口座」と題して、「半導体」や「阿蘇」などの手話も披露した生徒たち。木村知事は、「表現力の高さに驚きました。先輩たちの技術や思いを継承し、今後もしっかりと取り組んでください」とねぎらっていました。